- オリジナル
シリコンプレート版画
モノプリントが手軽に楽しめる版画版です。
版の上にインクをのせて、葉やレースなどを置いて模様を刷り取るコラグラフのような版画を制作できます。コラグラフは凹凸を刷りとるのが大変ですが、このシリコンプレート版画は、スタンプ感覚で版にのせた物の形を刷り取ることが容易にできます。版にのせたインクをひっかいて模様をつけたり、雑誌のページ(陰影がくっきりしたもの、全面が濃色印刷ではないもの)やレーザープリンターで印刷した原稿(コントラストをつけたモノクロ写真や文字など)を刷り取ることもでき、幅広い版画表現が可能です。
版木を彫る必要がないので、彫刻刀を使えない人でも版画に親しむことができ、版の下絵を描く必要がないので、絵を描くことに苦手意識を持った人も楽しめます。版画板は水性を使用してください。
アクリル絵の具をインク代わりに使用することもできますが、絵の具が乾く前に作業する必要があります。
noteにて、作り方ご紹介中!記事はこちら
サイズ | 150×200×7.5mm厚 |
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素材 | シリコーン製 |
注意事項 | ※プレートに紙を直接置くとくっついてしまいます。
※プレートは繰り返し使えます。インクを流す、またはウェットティッシュで拭きとった後は必ず付属のフィルムを両面に貼って保管してください。 |
シリコンプレート版画の特長
写し取りたいものを版面に置くだけ!
版画インクを薄く均一に伸ばしたら、写し取りたいものを版面にスタンプ。厚みのあるものも、はんこを押すように版面にぺったんと模様をつけるだけなので、低学年でも版画を楽しめます。プレス機不要!手やバレンでOK!
刷るのにプレス機は必要ありません。手やバレンでむらなくこするだけで刷れます。
レースや羽、葉などの繊細なものも写し取れる!
弾力のある版面なので、繊細な凹凸もくっきり写せます。版面に版画インクをつけすぎると凹凸がぼやけてきれいに写し取れないので注意!
シリコンプレート版画の刷り方
基本の刷り方版画インクを薄く均一に塗布した版面に、凹凸のあるものを押し付けて模様をつけ、版画用紙や画用紙で刷り取ります。
葉やレースなどを刷る場合
版画インクを薄く均一に塗布した版面に、葉やレースなど置き、版画用紙や画用紙で刷り取ります。ずれないように、版画用紙や画用紙をマステで固定しておくと◎。その後、版面に残っている葉やレースを剥がして、再度刷ります。
雑誌などを刷る場合
アクリル絵の具を薄く均一に塗布した版面に、レーザープリンターで印刷した紙やチラシ、雑誌の1ページなどを置き、余分なアクリル絵の具を取り除きます。シリコンプレート版画の版面に、印刷部分のみ絵の具が残ります。湿らせた版画用紙を載せ、ローラーで刷ります。手やバレンでこすると、湿らせた版画用紙の繊維がポロポロと取れてしまうので注意!
技法動画はこちら(約2分30秒)